未だ新型コロナウイルス感染症の終息は望めない状態でありますが、ワクチン接種は国民全体の約5割、高齢者に限っては約9割と着実に進んでいます。
コロナ禍のまえまでは、インフルエンザシ-ズンの肺炎の重症化を抑えるために積極的に肺炎球菌ワクチンの接種を推奨してきました。
今シ-ズンのコロナ、インフルエンザウイルスの流行はどうなるのかわかりませんが、予防できる肺炎はワクチンで予防したほうがいいと考えています。
特に慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息をはじめとした慢性呼吸器疾患や慢性心疾患、脳血管障害などの基礎疾患をもつ患者は肺炎に罹患すると重症化しやすいのでワクチンでの予防が極めて重要です。
よって、コロナワクチン接種が済んだかたは積極的に肺炎球菌ワクチンを接種しましょう。
肺炎球菌ワクチンには2種類あります。投与スケジュールなどについても問い合わせしてください。